消費者庁のガイドラインでは、機能性表示食品の「食品の区分」として、加工食品(サプリメント形状)、加工食品(その他)、生鮮食品が示されています。それぞれ制度が発足した2015年度から2023年度(2024年3月末)までに届出公表された件数(割合及びそのうちの撤回件数)は、次のとおりです。
食品の区分 | 届出件数 | 割合 | そのうち撤回件数 |
---|---|---|---|
加工食品(サプリメント形状) | 4,508件 | 54.2% | 820件 |
加工食品(その他) | 3,585件 | 43.1% | 783件 |
生鮮食品 | 232件 | 2.7% | 21件 |
合計 | 8,325件 | 1,624件 | |
消費者庁「機能性表示食品の届出情報検索」を基に作成(2024年6月5日検索) |
これらのうち、加工食品(その他)には様々な形態の食品が含まれています。ここでは、消費者庁の「機能性表示食品の届出情報検索」サイトの情報を基に、機能性関与成分を含む原材料が農林水産物の生鮮品または1次加工品のみと推定される届出件数(計682件)について図のようにまとめました。1次加工品には、乾物、粉末、ペースト、ジュース(果汁)、茶等を含め、参考として原材料が酢、植物油についても掲載しました。
また、生鮮食品の届出件数(計232件)についても図2のように届出件数の推移をまとめました。図3はその分類別届出件数を示しています。